個展が終わり、春休みの最終日。
AKASHIはぽろぽろと涙を流しながら、「すべてが終わってしまう」と大泣きしました。

これまでの第一回・第二回の個展は土日だけの開催でしたが、今回はなんと5日間連続の開催
子どもたちにとっては長丁場だったので、「集中力、最後まで持つかな?」と少し心配していたのですが──
ふたを開けてみれば、AKASHIもRIRIも
「楽しすぎた!またやりたい!今すぐでもやりたい!」と、満面の笑顔で大満足の様子でした。


来てくれる人は“当たり前”じゃないこと

個展の前に2人に話したことがあります。

「来てくれる人がいるのは、当たり前のことじゃないよ。
春休みという貴重な時間を使って足を運んでくれているんだから、
しっかりと“ありがとう”を伝えようね」

そんな気持ちを込めて、「挨拶をすること」「お礼を言うこと」を2人と約束しました。

初日は、まだ緊張や疲れもあってか、
「疲れた〜」とだらだらしたり、
お客様が来ているのに机に背中を向けて絵を描いていたり……。

そのたびに、「その態度は、来てくれた方にとってとても失礼になるんだよ」と伝えながら、
少しずつ、少しずつ“人との関わり方”を学んでいきました。


5日間で感じた、子どもたちの成長

5日間が過ぎる頃には、2人とも自分から挨拶やお礼ができるように。
少し恥ずかしそうにしながらも、しっかりと言葉を届けようとする姿に、親として胸がじんわり温かくなりました。

大変なこともあったけれど、それ以上に、たくさんの学びと成長が詰まった5日間だったと思います。

そして、春休みが終わって新学期がスタート。
また新しい友達と出会い、たくさん遊び、たくさん学びながら、
これからもゆっくりと、しっかりと、成長していってくれたら嬉しいです。

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