こんにちは。
先日、RBC琉球放送の「Aランチ」(毎週土曜11:57〜放送)の取材を受けました!

赤いツナギ姿のひろきさんと並んだAKASHIとRIRI。そこに立つ3人を見て、思わず「信号みたいだね」って笑ってしまいました。

そんな和やかな始まりでしたが、現場にはカメラマンさん、ディレクターさんなど総勢5名のスタッフが到着。
人見知りのAKASHIは、突然の“プロの現場”の雰囲気にちょっと緊張気味。

それでも、カメラマンさんがカメラを触らせてくれたり、音声さんが遊んでくれたりと、温かいサポートのおかげで少しずつ表情も和らぎ、撮影がスタートしました。

最初は、好きな絵を自由に描くところから。リラックスした様子でスラスラと描いていたAKASHIですが、
途中から「ミキトニーさんの似顔絵を描いてみよう!」という流れに。しかもひろきさんと一緒に。

すると、たくさんの質問が飛んできて、だんだん声が小さくなり…
ああ、やっぱり緊張してるなぁ、とそばで見ていて感じました。

その後、ギャラリールームに移動して、ゴッホやピカソの模写についてはしっかり説明できたものの、
「自分の絵」について聞かれると、やっぱり言葉が出てこなくて、沈黙…。

撮影の合間に私のインタビューもありましたが、私も大きなカメラや機材に囲まれてちょっとドキドキ。
子どもにとってはなおさらのこと。本当にがんばったと思います。

予定していた撮影の一部は後日改めて行うことに。
そして撮影が終わった後、AKASHIはぽろぽろと涙をこぼしました。

「うまく答えられなかったのが悔しい」
「絵の説明をしてって言われても、何も思いつかない」——と。

AKASHIにとって、絵は“感じたもの”をそのまま描くもの。
以前フラミンゴの絵を描いたとき、私が「なんでこれがフラミンゴなの?」と聞くと、
「なんでママにはこれがフラミンゴに見えないの?」と逆に問い返されたことがありました。

そう、彼にとって絵は理屈ではなく、感覚の世界。
だからこそ「なんで?」と聞かれても説明できないのは、ある意味当然なのかもしれません。

でも今回、はじめて“伝えること”の難しさ、そして大切さを感じたAKASHI。
私はAKASHIにこう話しました。

「もし本当にピカソのようになりたいと思うなら、世界中で個展をしたいと思うなら、
少しずつでいいから、自分の言葉で感じたことを話せるようになっていこうね」

AKASHIは「少しずつ挑戦してみる」と、涙をぬぐいながら話してくれました。

テレビの取材という貴重な体験。
失敗や悔しさもあったけど、きっとこの経験が、彼にとっての大きな一歩になると思います。

これからも、温かく見守っていただけたら嬉しいです。
引き続き、応援よろしくお願いいたします!

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