AKASHIの「泣き虫」エピソードとその成長

今日は、AKASHIの「泣き虫」エピソードを通して、彼の成長や感性についてお話しさせてください。

AKASHIは本当に感受性が豊かで、よく涙を流します。
たとえば、お気に入りだった靴下(彼が「こびとちゃん」と名付けて大切にしていたもの)が破れてしまった時には、お墓を作って大泣き。
旅行から帰るときには「楽しかった。もっとここにいたい」と涙。
母の故郷・高知に帰省する前には「高知から帰るのが寂しい」と言って涙。
またある日は「ママがおばあちゃんになったらどうしよう」と未来を想像して涙を流す場面も。
そして、母の愛車とのお別れでは、車屋さんから「息子さん、落ち着かれましたか?」というメールが届くほどの大号泣もありました。
春休み、夏休み、学年の節目など、心が動くたびに素直に涙を流すAKASHIの姿に、いつも驚かされます。

でも、私たち家族はこのことを「個性」として受け入れています。
「泣くのも才能だよ」と、私も夫もAKASHIに伝えています。
涙を流すことができるその感受性は、決して悪いことではないと感じています。

そんなAKASHIが最近、学校の図書館から坂本龍馬の本を借りてきました。
彼は目を輝かせながら、こう言いました。
「ママ、AKASHIって泣き虫でしょ?でもね、坂本龍馬はもっと泣き虫だったんだよ!だからAKASHIも大丈夫だよね?坂本龍馬は泣き虫だったけど強くなったんだから、AKASHIもきっと強くなれるよね!」

その言葉を聞いて、私は思わず心の中で「坂本龍馬さん、よく泣く息子に自信をくれてありがとう」と感謝しました。
AKASHIがこうした思いを持っていることに、とても嬉しく感じた瞬間でした。

この豊かな感受性と想像力は、これからのAKASHIの絵にもきっと表れていくと信じています。
泣き虫なままでも、いや、泣き虫だからこそ描ける世界があるはずです。
これからも、AKASHIの成長を一緒に見守っていただけたら嬉しいです。

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