9歳の息子AKASHIと共に歩む成長の道、クラファン終了まであと少し

クラウドファンディング終了まで、残り1週間を切りました。
改めて、ご支援くださった皆さま、いつも応援してくださる皆さまに心から感謝しています。

実は1年ほど前から、「応援したいからクラファンやってみたら?」と声をかけていただくことがありました。
でもそのたびに「子どものことは親が負担すべき」と思ってしまい、やるつもりはありませんでした。賛否が出るのも嫌だったからです。

でも、その考えを変えてくれたのは、やっぱりAKASHI自身の成長でした。

彼はこれまであまり挑戦が好きではなく、友達ともそこまでワイワイするタイプではありませんでした。
けれど、3年生の途中から仲の良い男の子たちと関わるようになり、心もたくましくなってきました。
その中で、嫌なことを経験したり、怒られるようなことをしてしまったり、逆に正義感から黙って嫌なことを耐えることもありました。

そんな姿を見て、「この子には“責任”を持たせた方がいいかもしれない」と思うようになったのです。

4月に開催したゲルニカ展では、本人が5枚の絵をベニヤ板に描きました。期限もある中で、すべてを一人でやり切った姿を見て、親として心を動かされました。
「やる!」と宣言し、楽しみながら最後まで描き切ったことに、本気を感じました。

ここで少し私自身の話をさせてください。

私は学生時代、水泳に打ち込んでいて、高校ではインターハイ・国体に出場し、県記録も持っていました。
高校2年生の春休み、県の選抜メンバーとしてサイパン合宿に参加できる機会がありました。費用のほとんどは高知県水泳連盟が負担してくれ、参加費は3万円ほど。

でもその合宿は期末試験と重なっていて、学校側は「そんな時期に行く必要があるのか?」という姿勢。
それでも「どうしても行きたい」と私が伝えたことで、両親とコーチが学校側と粘り強く交渉してくれました。

当時の私は、かかった費用の大きさや、まわりの想いを知って、「これは責任を持たなければいけない」と強く感じました。
結果、合宿後は自分から朝練を申し出るようになり、高校最後の1年は納得のいく結果を残すことができました。

思えばあの経験が、“初めて責任を持つ”という感覚だったと思います。

だからこそ、今、9歳のAKASHIにとっても「早すぎる」とは思いません。
16歳と9歳では理解度は違っても、本気度は同じです。

このクラファンは、そんな彼に「責任」と「信頼」を渡す機会になると信じています。

クラウドファンディング終了まで、残りわずかとなりました。改めて、応援してくださっている皆さまに心から感謝申し上げます。
私たち家族にとって、今回の挑戦はただの資金集めではなく、AKASHIの成長の証でもあります。彼が「やる!」と心から決めたその瞬間から、彼はどんどん自分を信じ、責任を持って行動するようになりました。

これからも、家族で支え合い、笑顔で過ごしながら、この挑戦を一歩ずつ進めていきます。引き続き、温かい応援をよろしくお願いいたします。

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